仏女さっちゃんと仁和寺展。

仏女さっちゃん(母)と仁和寺展。(9,10/100)

実家から上野まで約2時間、もう小旅行レベル。

でも、母に黙っていくのは何となく気が引けたので、誘ってみたら「行く!!!」との回答が。

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普段見ることができない角度から眺めることができるのが、仏像展の醍醐味。

目をキラキラさせながら、後ろへと回り込む母を見て、何だかほっこりしました。

千手観音像が持っているアイテム(言い方軽い?)や十一面観音像は、何と真後ろの装飾まで見ることができて感無量。

大きな口を開けて笑う観音様を拝顔したときは、母と思わずはしゃいでしまいました笑

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そうそう。

あと、「風神雷神のお尻可愛い!」という母のコメントには納得。

確かに、お寺という空間から切り離すことで、仏像が持つ神聖性のようなもの、その空間にあるからこそ感じ取ることができる美しさが失われることは否めません。

しかし一方で、切り離してもなお感じる美しさもあり、それは仏師の高い技術力であったり、仏像作りに掛けた思いの現れなのかな〜と勝手に思っています。

東京にいると全国から色々な仏像さんがやってきます。

これからも積極的に見に行って、「こ、これは!」というものは実際に置かれている空間へも足を運んでみたいな〜と思います。

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平成館の階段に惚れ惚れしてカメラに夢中になっていたら母とはぐれて、「何してるのよ!!」と怒られる24歳会社員。

 

<おまけ>

鑑賞後は谷口吉生さんの法隆寺宝物館に一瞬だけ寄り道。

カメラ持ってキャッキャッと走り回る娘。

その姿をみた母の瞳は、不安の色に帯びておりました笑

一応今日は母がメインだったので、サラッと見ただけ。

後日改めて愛でに行く予定です。

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