一石二鳥、復習する美術館。

目に沁みるほど新緑が眩しい今年のGW。
連休前半の最終日は根津美術館へ。

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表参道駅から徒歩10分弱。
近くていつでも行けるからいいや〜といつも先送りしており、今回初めて来館。
きっかけは東京ステーションギャラリーで観た隈研吾さんの回顧展『くまのもの』と、MOA美術館で観た杉本博司さんによる尾形光琳のオマージュ作品『月下紅白梅図』。
隈研吾建築も、尾形光琳作品も同時に観るができる!ということでやって来ました。

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今回は根津美術館の庭園の燕子花が見頃の季節に、光琳の代表作『燕子花図屏風』を観ることができるということで、館内外ともに大盛況でした。

『燕子花図屏風』は、教科書では見たことあるけれど、実物は初めて。

近寄って観たり、遠ざかって観たり、角度を変えて観たりすると、印象が異なって非常に興味深かったです。

(個人的には艶やかな屏風より素朴な墨画に惹かれました。シンプルでありながら、構図が絶妙。そしてその表具の配色もたまらなく素敵でした。)

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一方庭園の燕子花はまさに見頃で、メインの池の周りには人集り。

ちょっぴり落ち着かなかったのが残念。

それでも目の奥にまで沁み渡るような美しい緑、うっとりと惚れ込んでしまいそうな青紫を浴びるように見ることができたことが何よりも幸せでした。

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社会人生活も三年目。

最近色々と思うこともありますが「幸せは必ずやってくる」(燕子花の花言葉) 。

燕子花を信じて素直に謙虚に毎日過ごして行こうかなと思います!
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