泊まれる美術館。
頭が冷静になってきたので、少しずつ直島のこと、ベネッセハウスのことを振り返りたいと思います!
まずはお部屋のこと。
ベネッセハウスの宿泊棟は全部で4棟。オーバル、ミュージアム、ビーチ、パーク。
私はビーチを除く3棟に宿泊させて頂きました。
今回はミュージアムについて、ほんの少し感想を。
ミュージアム棟はその名の通り、ベネッセハウスミュージアムの中に部屋があります。
ミュージアム館内は撮影禁止なので写真はありませんが、ミュージアムの通路脇に小さな立て看板があり、「ここから先は宿泊客以外立ち入り禁止」と書いてあります。
通路に入ると部屋はすぐそこ。
1分どころか30秒で部屋とミュージアムを行き来できます。
部屋からの景色はこんな感じ。
ミュージアム自体が少し小高い丘の上にあるので、程よい高さから瀬戸内海を一望できます。各部屋に小さなテラスも付いていて、天気の良い日は外でぼんやり眺めるのも◎
また、オーバル棟・ミュージアム棟の宿泊客のみ16:30〜17:00で、ミュージアム内のカフェでウェルカムドリンクが頂けます。
夕陽に輝く海を眺めながら口にするワインは格別です!
ちょっとほろ酔い気分になったら、お次はミュージアムツアー。
17:00から約45分間、スタッフさんによる作品解説ツアーに参加できます。
(こちらは宿泊客以外の方も参加可能)
福武總一郎さんの直島への熱い想い、安藤忠雄さんが直面した問題、館内作品の裏エピソードなどをスタッフさんが目を輝かせながらお話して下さります。
(本当に直島のこと、ベネッセハウスのことがお好きなんだな!と伝わってきて、こちらまでワクワクしました。)
ベネッセハウスミュージアムは通常21:00まで開館。しかし、宿泊客はなんと23:00までOK!!
まさにナイトミュージアム。
洗濯機を回しながら待ち時間に美術館でのんびり、、、こんな贅沢な時間の使い方はないと思います。
ミュージアムでの滞在はアートを、美術館をより身近に感じる素敵なひと時でした。
家に美術館をつくる!というのはなかなか難しいことですが、お家でのちょっとした空き時間を、画集を開いたり、綺麗なものに触れることに使ってみる。
そんなゆとりを常に心の隅に設けることができたらな!と思います。
(20/100)